2018.07.11 Wed
時事ネタ

宿題はiPadで。子どものタブレット利用

子どもたちが待ち望んだ夏休みに入ります。最近は、夏休みの宿題がeラーニング(e-learning:インターネットを利用した学習形態)となっている小学校があるようです。子どもたちは家庭のタブレットやPCを使い、宿題をします。夏休みの学習風景も変わってきています。どのような学習アプリが使われているのか、eラーニングに積極的な小学校の宿題事情をご紹介します。e

夏休みの宿題全てがeラーニング

東京都内のある小学校(インターナショナルスクール)で、夏休みの宿題について担任の先生から保護者にメールが届きました。メールにはいつくかのeラーニングサイトが列挙され、そのサイトを自宅のタブレットやPCにダウンロードして学習をすすめるように案内されていました。

【eラーニングサイトの例】
Mathletics:
https://community.mathletics.com/
Reading-eggs:
https://readingeggs.com.au/
Brainpop:
https://www.brainpop.com/

その小学校は、授業でもタブレット学習を積極的に取り入れています。例えば、学習した内容は生徒自身がiPadで撮影しアプリにアップロード。親はスマホやタブレットを通じて、子どもの日々の学習を確認します。家にノートを持ち帰ることはありません。そのような小学校では、夏休みの宿題も全てeラーニングになっているのです。どんなアプリなのか詳しく見てみましょう。

世界中の子どもと算数ゲームで対戦

「Mathletics」は算数に特化したeラーニングで、アメリカやイギリス、オーストラリア、ニュージーランドなどで使われています。学校が準備するアカウントとパスワードを入力すると、どこでも算数の学習を進めることができます。

子どものレベルに合わせた計算やクイズのような問題があり、正解するとポイントがもらえるのでゲーム感覚で学習を進めることができます。また、オンライン上で子ども同士が対戦することができます。世界中の子どもたちと算数ゲームで競うなんて、大人の世代では考えられなかったことです。

子どもたちは、自分のペースで課題をこなすことができます。先生はドリル問題のように採点する必要はなく、子どもたちの利用状況や理解度を把握することができます。生まれた時からインターネット環境が整い、タブレットが身近にある世代には自然な学び方かもしれません。

遊びながら英語を読めるようになる

続いて「Reading-eggs」は、子どもたちの英語の読解力を強化するプログラムで、フォニックス(発音と文字の関係性を学ぶ学習法)、単語、スペルなどがゲーム感覚で学べます。またライブラリーには電子書籍が揃い、どこでも本を読むことができます。

こちらも子どもを飽きさせず、楽しんで学習できる内容になっています。例えば、4つの単語が出てきてそれぞれ発音練習します。すると4つの単語がバラバラに配置され、子どもは正しい語順になるように単語を並べ替えます。

正解すると拍手音がして、風船が飛んだり「Great job!」などの文字が出てきます。子どもは褒められるのが大好きです。こうして自信をつけながら、次の問題に取り組みます。

悩ましいのは、宿題とはいえ子どもがタブレットに夢中になることを手放しで喜べないことです。タブレット利用により、目が悪くなるなど身体的な影響を心配する親もいます。またインターネットを通じた、有害サイトへのアクセスという危険もあります。事実、宿題をしていると思っていたら、いつの間にかYouTubeでアニメを見ていた、、、ということもあるようです。

eラーニングで宿題をする以外にも、夏休みで子どもが家にいる時間が多くなると、ついついタブレットを与えてしまうこともあります。タブレット利用と合わせて、親は子どもが有害サイトにアクセスできなくなる対策(フィルタリングや広告ブロック)をする必要があることを忘れずにいたいです。

次回は簡単に設定できる、スマホの追跡型広告ブロック機能や広告ブロックアプリについてお伝えします。