2019.01.13 Sun
時事ネタ

描いた未来まであと一歩?VR技術とは

「VR元年」という言葉を聞いたのはいつだったか……そう言われた年も、私たちの生活に劇的な変化はなかったように思います。面白そうだけれど、どう活用すればいいのかわからない。テーマパーク的な所でしか活きないものなのではないかなあ、なんて感じた人が多いのかもしれません。VRや3D映像を体験をするための眼鏡・ヘッドギア付きのテレビなども発売されましたが、それを使う番組は全然放送してないような。 VRって今後どうなるんでしょうか?新しい技術について調べてみました。

そもそもVRってどんなもの?

VRという言葉は、Virtual Reality(バーチャル・リアリティ)の頭文字。専用のゴーグルやマッピング(物の位置などを規定する)機材によって、仮想現実を体験させてくれる技術です。昔、赤青の眼鏡をつけて立体画像などを楽しんだ人は、逆に想像がつきにくいかもしれません(じつは私も実際体験するまで、VRにあまり期待はしていませんでした)。現在の技術「VR」は本当に目の前に「3次元の空間」が広がるのです。例えば「ライブ会場」を再現するVRなら、客席の広さはもちろん、高い天井、降ってくる銀テープ、ものによっては音の反響までリアルに感じられます。実際にはそこにないものをまるごと体験させてくれると思って間違いありません。
機材もはじめこそ10万円近くする本格的なものが多かったのですが、最近ではスマホで楽しめるものも出てきているそうです。

VRの活用方法

こういった技術はエンタメやゲームなど特定の世界に限ったこと、と思われがちですが、私たちの身近なところでも活用されつつあります。「VR内覧」というのをご存知でしょうか?ゴーグルをかぶるだけで、その場で物件の内覧に行けちゃうのです。現代のVR技術はかなりの精度になっており、「入口の扉を開けてから居間までの距離」や「カウンターキッチンの高さ」なんかもリアルに体験できます。移動の時間なんかも不要ですから、忙しくても住居にこだわりたい!という人は、更なる普及に期待しましょう。
また洋服の試着やセミオーダーにもVRが使われ始めています。その人の体型を読み込んで、布の光沢やしわまで確実に再現するそうです。先に体にぴったりの完成形を試着してオーダーできるからこそ、職人さんの工数も下げられて、その分安くセミオーダーの服が手に入るのです。話題になったZOZOスーツの進化版というイメージですね。

VR広告という手法も!

最近では、VR体験している状態の人に広告を流すという試みも始まっています。VRの映画やゲームなどの待機時間に広告を挟むそうです。製品の良さをVRで体感してもらって伝えようというのは、中々インパクトがありますね。インターネットをしていて繰り返し出されるバナー広告や、動画を見ようとして再生されるCMとは比にならない影響があるでしょう。これらが一般化するのはもっと先ですが、普及していくならある程度任意でON/OFFが切り替えられないと不快指数がすごそうですね。今でも望まない表現の広告(怖いものや成人向けなど)なんて山ほどありますから。普及にあたってこういった問題にも目を向けておきたいですね。

案外近くにある「未来」

年が変わり元号も変わろうとしている今、AI(人工知能)やVRなど「遠い未来」とか「自分とは関係ないこと」と思っているものもどんどん普及し始めています。便利になる反面、仕組みが理解できないと逆に不便に感じたり、困ったりすることもあるでしょう。知識を深めて、新しい時代をポジティブに迎えていきたいですね。