2019.02.15 Fri
ネット利用の危険性

ふんわり広告? SNSと広告のうすれる境界線

最近、インスタグラムやTwitterを利用していると、友達の投稿以外にも広告やニュースなどが入り乱れて表示されます。漫画広告など見る人が不快感すら覚える表現で目立とうとするものがある一方で、周囲に馴染むSNSの投稿のような広告も増えました。一見すると友達の投稿との境界線もなくナチュラルに流れてくる感じ。変に目立たない分、不快感がないから良いのかも? でも消費者にとってはメリットだけじゃなさそうです。こういった広告が増えた背景や、気をつけるべき点ををまとめました。

ふんわり広告が増えた理由

昔に比べてSNSの投稿のような広告が増えた大きな理由は、ズバリ「みんなが発信できる時代」になったから。広告といえばひと昔前までは、企業がしっかりデザインしたものを一方的に発信するものでした。しかし、最近ではそれだけしていても情報は中々浸透しません。SNSや口コミサイトの発達で様々な情報を取ろうとする人も増え、ある意味ごまかしのきかない状態。そんな中で商品の良さを伝えるために、より親近感を持ってもらいやすく身近に感じるようなものがトレンドに。一ユーザーの口コミ風にしたり、SNSの投稿になじむように可愛らしくしてみたりと工夫されています。
また、広告の出稿自体がサイトの運営費になっている部分もポイントです。SNSを楽しく利用していても、ほとんど利用料金って払わなくて良いサイトが多いですよね。ユーザーはお金をかけずに済む分、頻繁にアクセスできるので、ナチュラルに多くの広告に見てもらえるという状態なのです。

口コミやSNSは、リアルな感想だから信頼できる?

いざ商品を購入しようとなると、口コミを調べたりSNSでの評判を気にする人は多いですよね。コスメや家電などはとくにそうです。ただ、気を付けなければいけないのはすべてが「一個人の主観」であること。残念ながら嘘の情報もたくさん混ざっています。業者と公表していないのに、ブログで同一業者の商品ばかり紹介して褒めているものや、一見日本語なんだけれども変な言葉遣いだったり、複数のアカウントで同じ文言をコピペした口コミ欄があったなんてことも。
またそういった悪質なケースでなくても、「インスタやブログを楽しく見ていて、商品紹介からなんとなく買ってしまったけど体に合わない」「最初は安価だったけど、長期契約が前提になっていてキャンセルできなかった」などのトラブルもありえます。SNS友達や有名人が紹介している=具体的な感想だから良いもの・事実を伝えているはずという思い込みは危険と言えるでしょう。

安全に利用するために

SNSなどでは近い趣向の人も集まりやすく、流行の商品で盛り上がったりしやすいですよね。それに、有名人の紹介やそこに紛れた広告なども違和感を持ちにくい状態です。雰囲気に流されて、広告や紹介から即購入するなどは控えたほうが良いでしょう。口コミなどの情報は参考にしつつ、自分に本当に必要なものか?購入条件(継続契約など)は大丈夫か?など確認が大切。とくに、返品や契約解除などは大人なら解決できるものでも、高校生や中学生など若い世代は悩んでしまうこともあります。SNS自体が若い世代に必須とも言えるツールになる中、広告や商品紹介→通販までのハードルも低くなっています。だからこそ大人が気を付けてあげたい部分です。